竹工芸と竹細工

竹工芸・竹細工関連のことを書いていきます

竹工芸の人間国宝(重要無形文化財保持者)

竹工芸では重要無形文化財のうち工芸技術部門でこれまで6名の作家の方が竹工芸および竹芸として指定を受けてこられました。

 

重要無形文化財保持者一覧

・竹芸
 生野祥雲斎(しょうのしょううんさい)

・竹工芸
 飯塚小カン斎(いいづかしょうかんさい)
 二代前田竹房斎
 五世早川尚古斎
 勝城蒼鳳
 藤沼昇

このうち、勝城さんと藤沼さんは現役でご活躍中の竹工芸作家の方で、ご両名ともに栃木県大田原市にお住まいになり竹工芸家として作家活動を続けられています。

 

重要無形文化財保持者の簡単な解説

勝城蒼鳳さん

昭和9年-
栃木県
認定 平成17年8月30日

昭和9年、現在の那須塩原市生まれ。昭和24年(1949年)、15歳の時に竹細工師に入門し竹細工を始められました。その後、竹工芸の先生方に指導を受けられました。

とても優しく柔らかいお人柄という印象を持っています。

 

藤沼昇さん

昭和20年-
栃木県
認定 平成24年10月4日

写真家として会社員生活を送られる中、日本の伝統工芸を研究され、その中で竹工芸の人間国宝 生野生雲斎の作品集を見られたことをきっかけとされて、昭和51年に竹工芸作家の八木澤啓造氏に師事されました。

お優しいけれど、素晴らしく情熱的な方です。それは作品からもひしひしと伝わってきます。

 

生野祥雲斎

1904年-1974年
大分県
認定 昭和42年(1967)

竹の作家として初めて重要無形文化財の指定を受けられた竹芸家です。子供の頃より芸術に憧れ、竹芸家の佐藤竹邑斎に入門。竹細工を芸術の域に高めたお一人です。

 

飯塚小玕斎(いいづかしょうかんさい)

1919年-2004年
認定 昭和57年(1982)

竹工芸を父である飯塚琅玕斎に学ばれました。

詳しくは、琅玕洞をご覧下さい。

 

二代前田竹房斎

1917年-2003年
大阪
認定 平成7年(1995)

竹工芸を父の初代竹房斎に師事をされたあと、兵役へ。復員後はほぼ独学で竹工芸の研鑽をされたようです。

 

五世早川尚古斎

1932年-2011年
大阪(京都に転居)
認定 平成15年(2003)
早川家に伝わる技法そして五世早川尚古斎による独自の技術により美しい作品を数多く残されました。

作品が京都迎賓館で使われているのをテレビで見たことがあります。